• LGBTのBです

◎内容紹介

LGBTの当事者、また家族や友人、職場など周りにLGBTがいる人にも読んで欲しい本です!
LGBT(セクシュアル・マイノリティ)のBであるライター、きゅうりが思春期から就職まで、当事者として語れることをまとめた一冊。

いわゆる“普通"じゃなくても、悩まなくて大丈夫!

いわゆる“普通"になろうとしなくても大丈夫!

自分の性との向き合い方からカミングアウトまで、またカミングアウトをされた側はどう接すればいいかのヒントが著者の体験に散りばめられています。

 

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紀伊國屋 丸善&ジュンク堂書店&文教堂 旭屋書店

発売:2017/ 07 / 10
ISBN978-4-88181-861-9
四六判
176ページ
価格:1,400円+税
著者:きゅうり

 

◆監修者、著者略歴

きゅうり

本名 矢野友理(やの ゆうり)。1992年生まれ。愛知県と広島県で育つ。

2011年に東京大学に入学。在学中はセクシュアル・マイノリティサークルに所属。
専攻は社会学でジェンダーやセクシュアリティに興味を持ち学ぶ。

2015年に大学を卒業後、不動産系ベンチャー企業に勤める。文章を書くことが趣味であり、大学時代から今に至るまでライター活動もしている。

著書『[STUDY HACKER]数学嫌いの東大生が実践していた「読むだけ数学勉強法」』(マイナビ、2015)

Twitter: @Xkyuuri


<本書の内容>

はじめに

第1章 LGBTとは

LGBTとは
私はLGBTのBです
差別だと思われないために
アライとは

第2章 思春期は女子校でした

挫折を味わった小学校時代
〝女〟はあくまで記号
制服のスカートが嫌
新しい学校へ転校
「好きな人、できた?」
異性を好きになると思っていた

●コラム:レインボープライド

第3章 アイデンティティと向き合った大学生時代

初めてセクシュアリティに悩んだ
彼氏ができると思っていた
同性を好きになるという自覚
初めてのカミングアウト
自分の中の感覚が変わった

●コラム 最近話題になったSOGIハラって?

第4章 ハードルが高かったカミングアウト

カミングアウトへのスタンス
家族へのカミングアウト
カミングアウトについて思うこと
 ・そもそもなぜカミングアウトするのか
 ・最初に言う相手が大事!
 ・ほのめかし作戦
 ・手段でハードルを下げる
 ・どう表現するか
 ・家族にカミングアウトするときに念頭に置いておくと良さそうなこと
カミングアウトされた側は

第5章 不安で仕方がなかった就職活動

就職活動
不安で仕方がなかった就活
インターンシップで学んだこと
嘘は書きたくなかった
アライの立場だと主張して就活をした
「オブラートに包んで話してくれる?」
企業によってリアクションは様々
「人権問題として取り組んでいる」
今の会社では、正直に話した
サークルの先輩の就活は…
これから就職活動をする人へ

●コラム 同性とはどこで出会うの?

第6章 社会人になって

社会人になって
オープンにできる職場
LGBTERの取材
テレビの出演
杉山文野さんの講演
社会への希望

第7章 LGBT Q&A

日常生活Q&A
 Q:学校で困ったことはある?
 Q:仕事で困ったことはある?
 Q:自分のセクシュアリティについて幸せだと思うことはある?
 Q:昔の友達に合うときはどういう立場で接してる?
 Q:手術をしようと思ったことは?
 Q:戸籍を変えようと思ったことは?
 Q:プールや温泉に誘われたらどうしてる?
 Q:LGBTのことを話題にしていいものなの?
 Q:LGBTの人は他のLGBTの人を見ればわかるの?
 Q:他のLGBTの人についてどう思う?
 Q:こう思ってくれると楽、ということはある?
 Q:こういうことは聞かれたくない、ということは?
 Q:この接し方は嫌、というものはある?
 Q:カミングアウトのタイミングを教えて!

・恋愛観/結婚観Q&A
 Q:男と女、どっちの人間として扱ってほしい?
 Q:男と女、どっちのほうが好きなの?
 Q:男女両方好きになるってどういう感覚なの?
 Q:同性も恋愛対象ということは、自分自身も対象になるの?
 Q:恋人の話を聞いてもいいの?
 Q:セックスの話は聞いてもいいの?
 Q:男の人を好きになった時と女の人を好きになった時では、
   自分の感情や役割等は変わるの?
 Q:結婚願望はあるの?
 Q:子どもを欲しいと思う?

おわりに